Battleship Craft(弩級)

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戦艦 ドレッドノート

戦艦 ドレッドノート

戦艦 ドレッドノート

 日本海海戦の戦訓を取り入れて主砲塔を5基配置し、片舷で八門の主砲斉射が可能となった英国の戦艦「ドレッドノート」。1905年10月起工、1906年12月就役というと異例の速さで完成。これ以降、「ドレッドノート」と同等の火力を有する戦艦は「ド級(弩級)」、それ以上の戦艦は超ド級(超弩級)と呼ばれています。パーツの都合上再現できていませんが、実際はマストは単脚ではなく三脚檣でした。



戦艦 薩摩

戦艦 薩摩

戦艦 薩摩

 起工は日本海海戦前の1905年5月15日。両舷に20.4cmの中間砲を配し、砲撃力を強化した次世代の主力艦として期待されていたものの、竣工がドレッドノートよりずっと遅れて1910年であったため、完成と同時に旧式艦に。実際に絵にしてみるとその差が分かりやすいですね。余談ですが、「三笠艦橋の図」に描かれている布目満造と飯田久恒が艦長を務めています。

戦艦 河内

戦艦 河内

戦艦 河内

 日本海軍にとって最初で最後の弩級戦艦。1912年に竣工したものの、6年後に火薬庫の爆発事故を起こし徳山沖で爆沈。これも余談ですが、最後の艦長は第一次・第二次旅順港閉塞作戦に参加した正木義太です。