子供ミュージアム(2012)

坂の上の雲 > 三笠 > 記念艦「三笠」子供ミュージアム

夏休みのイベント

 夏休み中に記念艦三笠のホームページで「子供ミュージアム」というイベントがあることを知りました。内容は「自分だけの三笠ノートを作ろう」「三笠オリジナルおみやげを作ろう」「明治の海軍さんをプチ体験しよう」の3つ。これを見た息子が「三笠の団扇と模型を作りたい」と言い出してくれたので、さっそく連れて行きました。
 我が家からは往復4時間ですが、「三笠に行けてラッキー」などと変なテンションの高さで楽しそうに向かう我が息子。日頃の歴史教育(?)が功を奏したのかもしれません。将来的にはちゃんと三笠や日露戦争の意義は教えるつもりですが、こうやって少しでも日本の歴史に興味を持ってもらえるのはいいことです。

 三笠到着後、まず最初に後部甲板で「三笠こどもノート」を貰いました。学んだことを書き込んで完成というものですが、小学校1年生には少し難しい内容なので、とりあえずスタンプ押しだけにしておきました。

 三笠こどもノート

「三笠こどもノート」

 続いて中部甲板へ。ここでは軍服を着て記念撮影をすることが出来ます。実は父親の一番の目的がこれ。まずは真之と同じ服装で・・・・と思ったのですが、紺の軍服は大人サイズだけでした。それでも無理やり着せ、三笠ノートを持たせて真之と同じポーズで撮影。

三笠で記念撮影



 続いて子供サイズの白の軍服を着せて撮影。小道具なしで敬礼ポーズにしています。

三笠で記念撮影




 隣ではハンモックの体験もできます。右手で掴んでいる紐は乗り降りする際に使うものです。



 このあと、お楽しみの工作コーナーへ。係員の方に場所を尋ねたところ、「展示室の近くに、さらに下に降りる階段があるので、そこを降りてください」と言われました。展示室の下といえば、4年前の「日本海海戦103周年記念式典」で見学した下甲板。普段は入る事のできない場所が子供たちの工作コーナーと化していました。

 この日の企画は、三笠ペーパークラフト、三笠コースター、三笠うちわの3つ。ちなみに、写真左奥にあるのが保存会事務局長の部屋。秋山真之が使っていたという部屋です。

 ペーパークラフトは作成に時間がかかる様なので、台紙だけ貰って帰ってきました。


 息子は「三笠うちわ」と「三笠コースター」を貰って塗り絵開始。写真後方はNHKスペシャルドラマの撮影で、東郷が定遠を視察するシーンを撮影した場所でもあります。
 さて、完成した作品ですが・・・・息子は細かいことを気にしない大雑把なタイプなので、乱雑に塗られた三笠はここには載せられません(^^;)。ただ、「他はどうでもいいけど、この花だけはちゃんと黄色で塗れよ」と指示し、艦首の菊花紋章だけはきれいに塗らせています。


 塗り絵が終わった後は展示室、主砲、艦橋などを少し見て回り、売店でお土産を買ってから帰宅しました。今回のお土産は三笠Tシャツと三笠タオル。

三笠Tシャツと三笠タオル

 Tシャツは自分用。「東郷ターンTシャツ」という、日本海海戦時の東郷ターンの航路図が書かれたTシャツもあったのですが、マニアックすぎるので今回はシンプルなこちらを選択。
 タオルは息子用。息子がこれを見つけて「学校のプールに持って行けるよね」と言い出したのですが、「いや・・・・・、学校のプールでこれは違うでしょ」と言いつつも、デザインが良かったのでとりあえず買ってあげました。


 息子にとって夏休み最後の外出がこの三笠見学でしたが、意外と楽しんでくれたようです。来年も同様のイベントがあれば行ってみたいと思っています。


後日談

 その後は色々と忙しかったため、ペーパークラフトは10月中旬に作成しました(息子は台紙からのパーツ切抜きと折り目つけだけやってもらいました)。

戦艦三笠ペーパークラフト