広島市

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加藤友三郎生誕地

　加藤の生誕地は市電「市役所前」から徒歩１〜２分の所にある大手町第二公園のあたり。公園内には石碑が建っています。花が供えられているのでお墓のように見えてしまいますが。

加藤友三郎銅像

　広島城の隣にある中央公園に建っています。戦前には海軍大将の礼服姿の銅像が別の場所に建っていたようですが、太平洋戦争中の金属供出により現在は台座のみが残されているそうです。現在の銅像は没後８５年にあたる２００８年に作られたもので、ワシントン軍縮会議に出席した時のフロックコート姿。やはり平和都市広島ということで、軍服姿の銅像というのは避けられたのでしょうか。銘板にも「内閣総理大臣」「ワシントン軍縮会議首席全権」とあるだけで「海軍大将・元帥」といった表記は見られません。

広島城（日清戦争時の大本営跡）

　中国地方の大大名 毛利輝元が築城した広島城。天守閣など城内の建築物は原爆で倒壊したため、戦後再建されました。

　日清戦争中には広島城内に大本営が設置され、明治天皇もここに移って指揮を執りました。大本営として使われた建物も文化財として保護されていましたが、これも原爆で倒壊。

　また、城外には滞在中の明治天皇が使ったという井戸が記念碑と共に残されています。