奈良と正岡子規については多くのインターネット記事、書籍に書かれているので、ここでは写真と子規の俳句、簡単な解説だけに留めておきます。
東大寺の大仏殿。
大佛の大きさ知れず秋の風
大佛の足もとに寐る夜寒哉
月上る大佛殿の足場かな
戦艦三笠の名前の由来になった山です。
子規がこの地を訪れた時に詠んだものかはわかりませんが、同年の作で
草枯や雲にもうとき三笠山
法隆寺の金堂と五重塔。到着したときに息子が一言。
「あっ、知ってる、あれだよね、子規の。柿食えば腹が減るなり法隆寺ってやつ」
違う・・・。
「柿食へば鐘が鳴るなり法隆寺」の碑。鏡池の近くにあります。
門前の喫茶店で見つけた「柿ソフト」。腹が減った息子と食べてきました。