仙台城

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 奥羽の戦国武将 伊達政宗が築いた仙台城。大河ドラマ「独眼竜政宗」が歴史好きになったきっかけの一つでもあるため、個人的に政宗は郷土信州の名将 真田幸村と同様に大好きな戦国武将です(そのため、息子が産まれたときに買った節句の兜は政宗の物にしました)。

 伊達政宗


 仙台城は学生時代に一度見学していたのですが、後になってそこに仙台出身である松川敏胤の記念碑があるということを長南政義さんから教えて頂きました。二回目の仙台城訪問では松川の記念碑だけでなく、他にも何かないか色々と城の周辺を探し回ってきています。

松川大将之碑

 

 仙台城唯一の復元建築物である大手門隅櫓。松川の記念碑はこの裏にあります(消失前の写真は「日清戦争実記 番外編 明治時代の城」に掲載しています)。


 

 学生時代に通った時は存在すら気づかなかった古い石碑。これが「松川大将之碑」です。保存状態はまあまあで、正面の碑文も読み取ることが出来ます。


 裏側には建設の由来が書かれています(付記は戦後の修理時に追記されたもののようです)。発起人には「坂の上の雲」にも登場する陸軍軍人達が名を連ねています。



仙台城周辺

 

 他の城跡でもよく見かける、軍馬・軍用動物の慰霊碑。


 

左は昭忠塔。西南戦争、日清戦争の戦死者を慰霊するために明治35年に建造。
頂部にあった金鳶像は震災で落下したため、手前の囲いの中に保管されています。
右は土井晩翠像。伝記「秋山真之」に「秋山中将を弔う」を寄稿しています。



 

護国神社の石碑もチェック。鈴木貫太郎の弟(陸軍大将)です。