子規が少年時代を過ごした旧宅を模して造られた記念館。最初の子規堂は大正15年に柳原極堂らによって建てられたましたが、昭和8年に焼失。その後再建された建物も昭和20年の空襲で再度焼失。現在の建物は3代目で、戦後になって再建されたものです。遺品や愛用の品の他、漱石や真之から送られた手紙も展示されています。また、真之から贈られ、子規が亡くなるまで使い続けた毛布の生地も展示されています。
玄関前にある「旅だち」の像。
「坂の上の雲」で登場する子規の勉強部屋も再現されています。
子規と野球の碑。野球普及に貢献したことが記されています。
子規埋髪塔。三回忌に遺髪が納められました。
この前日が糸瓜忌だったためか、ヘチマが供えられていました。
鳴雪先生髭塔。あごヒゲが納められているそうです。
埋髪塔と髭塔の間にある与謝野晶子の歌碑。
高浜虚子筆塚。筆塚は文筆家が亡くなった際に、その人物の功績をたたえて門弟たちによって建てられた供養塔の一種です。
水野広徳の歌碑。「世にこびず人におもねらず我はわが正しと思う道を途まむ」。賛助者には野村吉三郎、片山哲らが名を連ねています。
坊ちゃん列車の客車。漱石の像がさらし首のように見えてちょっと不気味ですが・・・・