ついに全国書店デビュー!! しかもいきなり文藝春秋!?

2010年10月20日発売の文藝春秋臨時増刊『「坂の上の雲」 日本人の奇跡』で企画記事の執筆、監修などを担当し、ついに全国書店デビューとなりました。今までも資料提供者として名前やサイト名がクレジットされたことはありましたが、自分が書いた文章が全国発売される書籍に載るのは初めてのこと。その初仕事がいきなり文藝春秋という大舞台、しかも錚々たるメンバーの中に一素人が紛れ込んでいるという状態なので、「なんでここに自分の名前があるんだろう・・・」と若干戸惑っています。「企画、執筆、校正」という慣れない作業はプレッシャーや不安もありましたが、とてもよい経験になりました。
このような機会を与えて下さった鈴木編集長、飯沼前編集長にはこの場を借りて再度御礼申し上げます。また、今回の執筆活動を許可し応援してくれた上司や会社の先輩方、今までこのサイトに関わって頂いたすべての方々にも感謝しています。


書籍紹介

2009年10月に発売され、二ヶ月後に発売部数が17万部に達した臨時増刊号「坂の上の雲と司馬遼太郎」。本書はその「坂の上の雲」特集の第二弾として企画・出版されたものです。
今回はタイトル通り、奇跡を演じた明治人たちに焦点を当てた記事を中心に構成されています。リーダー論、登場人物から学ぶべきことなどを、堺屋太一氏、石破茂氏、戸高一成氏、長嶋茂雄氏、安倍晋三氏ら錚々たる執筆陣が寄稿。また、一般開放された旅順要塞など日露戦争関連史跡を巡ったグラビア特集『旅順から奉天へゆく』、「明治三十七八年日露戦史」の草稿を元に公刊戦史から消された事実を浮き彫りにしていく『手稿日露戦史を読む』など、歴史好きにお薦めの企画記事も充実しています。
「坂の上の雲」副読本としてぜひ読んで頂きたい、「完全保存版」の名に相応しい一冊です。

担当記事、提供資料

本書で私が担当させて頂いた企画記事は下記の3つです。

・秋山真之が語る「日本海海戦」
 『軍談』の「日本海海戦の回想」の入稿、資料提供、校正。

・古武士の肖像 児玉源太郎×広瀬武夫
 児玉源太郎、広瀬武夫の写真提供、一部キャプションを執筆。

・司馬さんが書かなかった 将軍・提督 とっておき エピソード
 昭和10年の座談会からエピソード選出し、解説を執筆。


また、『旅順から奉天へゆく』『日露戦争「陸戦」ビジュアル年表』に
日露戦争中の古写真を十数点提供しています。 

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