児玉源太郎と広瀬武夫のグラビアページ

企画の経緯

2回目の打ち合わせの後、編集長と「坂の上の雲」談義をしているときに決まった企画です。当初は編集長から「児玉と乃木のグラビアを作ってみようと思っているんですけどね」と言われたのですが、当サイトのアンケートで児玉の次に広瀬の人気が高いこと、今年のドラマでは広瀬がメインとなることなどを話し、「児玉と広瀬はどうですか?」と提案したところ、企画採用となりました。


一部キャプションも担当

さっそく写真を選別してお送りしたところ、「キャプションも書いてください」との追加依頼が舞い込みました。前年の秋山兄弟、子規のグラビアキャプションを参考にしながら、19字×2行程度という指定の中で撮影当時の状況も分かるように書いていきました。こうして見ると、サイトのキャプションがいかに適当かというのがよく分かりますね・・・・。
校正段階では数字ひとつ、単語ひとつでも、疑問点があれば次々と指摘、質問が入ってきました。編集部の方々の知識も相当なものです。後から聞いたところによると、校正担当の方も昨年の増刊号を通して日露戦争や登場人物についてもかなり詳しくなったとのことでした。
なお、タイトルは編集部で付けて頂きました。やはりこういったものはプロにお任せするのが一番ですね。


出典元資料

幕末・明治・大正 回顧八十年史
第十五輯
  写真画報臨時増刊
児玉陸軍大将
  日露戦争実記
第五十六編 
  日露戦争実記臨時増刊
軍神広瀬中佐 


児玉源太郎の写真は3つの資料から選び抜きました。明治初年の写真は「幕末・明治・大正 回顧八十年史」、司令部前の写真は「日露戦争実記」、それ以外の写真は「写真画報臨時増刊 児玉陸軍大将」に収録されていた写真を掲載しています。広瀬武夫の写真は全て「日露戦争実記臨時増刊 軍神広瀬中佐」に載っていたものです。